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自転車で梅田に行った。ジュンク堂書店(ヒルトンプラザイースト)で一冊。
帰りに図書館で予約本を受け取る。
- 『枯れ葉の中の青い炎』(辻原登/新潮社)
スタルヒンが300勝目を飾れたのは南の島の呪いのおかげだったというすごい話で。当時、トンボ・ユニオンズに在籍していた相沢進っていうピッチャーが――その後、生まれ故郷のトラック諸島に戻って酋長にまでなってるんですが――スタルヒンのためにベンチで禁断の呪術を使い、その瞬間、スタルヒンの球が旋回しながら青い炎をあげてキャッチャーミットにおさまったという……。プロ野球史を知らない人は全部ウソだと思うでしょうけど、8割ぐらいはホントの話で、どこからががウソなのかよくわからない(笑)。
と表題作について語っているが、まさに奇想天外、読んでみないとわからない。