読書

『愛と暴力の現代思想』(矢部史郎・山の手緑/青土社)読了。 左翼系の評論では久々のヒット。

『もしも、私があなただったら』(白石一文/光文社)読了。

『文学なんかこわくない』(高橋源一郎/朝日文庫)読了。

『共同幻想論』(吉本隆明/角川文庫)読了。

『泣かない女はいない』(長嶋有/河出書房)読了。

『神の子どもたちはみな踊る』読了。

『幸福へのパスポート』(山田稔/編集工房ノア)読了。 山田さんといえば近々神戸でサイン会をやられるそうだ。この本の時代からすると40年近くが経つということになる。60年代のフランスの街から2006年の神戸へ。 もしその姿をお見かけする機会が…

『ハックルベリイ・フィンの冒険』(マーク・トウェイン/村岡花子訳/新潮文庫)読了。 ハック〜については、90年にトウェインの自筆原稿が発見されたため角川文庫から挿絵入りの完訳版が出ているようなので、こちらも読んでみたい。

新潮文庫の『ハックルベリイ・フィンの冒険』を3分の1ほど読む。ジュニア版的なものは子供の頃、読んだことがあったんけど・・予想以上におもしろいなぁ。

『ガープの世界』読了。

青空文庫

太宰治『正義と微笑』

青空文庫

萩原朔太郎『猫町』『ニーチェについての雑感』『僕の孤独癖について』 海野十三『電気風呂の怪死事件』

通勤本の『世界音痴』(穂村弘)を読んだ。「自然さ」を奪われた者〜という言葉には、おおいに共感をおぼえる。 死んでしまった仔猫のような黒電話抱えて歩む星空の下

昨日借りた『ガープの世界』上巻読み中。ふと本棚に目をやると、同書のサンリオ文庫版が・・・いつ買ったんだろう・・?

寝ながら学べる構造主義 ((文春新書))作者: 内田樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2002/06/20メディア: 新書購入: 43人 クリック: 418回この商品を含むブログ (341件) を見るフーコー、バルト、レヴィ=ストロースの理論が「たとえ話」と共に紹介されてい…

青空文庫

太宰治『走れメロス』『桜桃』『トカトントン』 坂口安吾『堕落論』『麻薬・自殺・宗教』『東京ジャングル探検』*1『日本文化私観』 *1:上野風俗ルポは秀逸

「ワンコイン悦楽堂」読了。

『爆笑問題とウルトラ7』読了。どの対談も面白く、通勤電車の行き帰りで一気に読む。これに触発され立川談志の落語を一度聴いてみたいなぁと思い立ち、アンテナへ追加。でも立川談志って関西嫌いなような気もするのでこの先来ることなかったりして・・。

『死影』(マイケル・マーシャル/ヴィレッジ・ブックス) 元CIAの両親の事故死、そして連続殺人、平行して描かれていく二つの物語がラストに向かってどのように繋がっていくのか?

『街場のアメリカ論』読み中。「年号の丸暗記」肯定論には大いに頷く。 (教科書等に書かれている記述は)歴史的事実(=結果)から(原因を)読み出して一つながりしたお話に過ぎない。 「原因」というのは「原因がわからないとき」にだけ人間の脳裏に浮か…

『枯葉の中の青い炎』読了。スタルヒンの300勝達成の陰に元高橋ユニオンズの選手で後にミクロネシア・トラック環礁の大酋長となった相沢進の呪術があったというお話。戦前の中島敦なんかもでてきたりなんとも不思議な小説だがほぼ史実に基づいた話らしい…

『枯れ葉の中の青い炎』辻原登 全6話の中の「日付のある物語」を読む。1979年におきた三菱銀行北畠支店猟銃強盗・人質事件がノンフィクション風にとりあげられていてあの頃のぼんやりとした記憶がよみがえる。射殺された梅川の名とアフロヘアはいまも心に残…

浅羽通明『アナーキズム』読了。思った以上におもしろかった。(この一言で済ますのもどうかと思いますが。。)『ナショナリズム』も買わなければ。しかし、この思想シリーズの企画がなくなってしまったのは誠に惜しい。 さて、積読の中から次はなにを読もうか…

正月から「アナーキズム」をぽつぽつ読み続け、やっと半分を超え第八章へ。 〈第八章 さよなら日本 さよなら世間 − コスモポリタン〉 浅羽本らしい各章のタイトル、そして雑誌「ムー」できたえられたというケレンミのある文章も健在。

『アナーキズム』(浅羽通明/ちくま新書)

『おもしろい小説を見つけるために(「小説世界のロビンソン」改題)』 (小林信彦/知恵の森文庫) 最近ぽつぽつと読んでいる。他のエッセイよりも本格的な読書論。自伝的要素もあり、その時々の世相も垣間見れるのでおもしろく読める。しかしすごい読書量だ…

「イッツ・オンリー・トーク」 作者: 絲山秋子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2004/02/10 タイトルはキング・クリムゾンのアルバム「Discipline」に入ってるElephant Talk(無駄話)という曲の歌詞からとったようだ。

「日本一怖い! ブック・オブ・ザ・イヤー2006」を読む。取り上げられていた本では「告白」町田康、「となり町戦争」三崎亜記、「シャングリ・ラ」池上永一が面白そう。高橋源一郎、斎藤美奈子が否定的な「マンガ嫌韓流」を山形浩生が推薦しているのが興味深…

無くても生きていける

『彼女(たち)について私の知っている二、三の事柄』 (金井美恵子/朝日文庫)ISBN:4022642963 女たちの食べて飲んで批評する生活。ふと「我輩は猫である」を思い出す。カタリ派的日常。 「働かざるもの、食うべからず」かぁ・・ふぅー。

『春、バーニーズで』(吉田修一/文芸春秋) 「最後の息子」の約十年後を描いた連作短編4+1。表題作ではオカマの閻魔ちゃんと再会。吉田作品ではおなじみの「日常のなかに潜む抗し難いゆがみ」を抱える主人公が大東京で揺れ動く。